就活でどうすればいいかわからなくて悩んでいませんか?
人生の分岐点で重要なことなのに誰も教えてくれなく不安ですよね。
結論としては、まず就活の流れを理解すべきだと私は考えます。
なぜなら、就活の流れを把握することで、就活の全体的な方向性を決定づける必要があるからです。
例えば、Aさんは大学3年生で就活しなければいけないとは思っていたものの、具体的に将来において何をするか考えていなかったとしましょう。
この場合、Aさんに就活の意思はありますが、就活の流れを把握していないので、仮に就活相談に行って方向性が決まったとしても、その後に何をすべきなのかが分からなくなってしまいます。
就活の流れを把握することで、円滑に就活を進めることが可能となります。
今回は、就活の流れやすべきことについてわかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、就活の流れについてよくわかるはずです。
目次(content)
1章 就活の流れ(スケジュール)|就活を始める時期は3年生の5月頃
就活のスケジュールを大まかにまとめると以下のとおりです。
スケジュール2:インターンシップへの申込み・参加
スケジュール3:会社説明会への参加
スケジュール4:エントリーシート(ES)
スケジュール5:選考
それでは、順番に説明していきます。
1-1 スケジュール1:自己分析
就活で最初にすることは、3年生の6月よりも前に自己分析をすることです。
なぜなら、6月頃からインターンシップが始まるので、どの会社のインターンシップに申し込むかを決めるために、自己分析を最初にする必要があるからです。
例えば、2022年4月時点で3年生のAさんが、特に会社は決めていないものの1年後の選考に向けて就活をしようと思い立ったとしましょう。
この場合、Aさんは会社が決まっていないことから、このままではどの会社のインターンシップや会社説明会に参加すれば良いのかが分からない状態になっています。
そのため、Aさんは5月末までに自己分析をして、就活情報の取捨選択する必要があります。
1-2 スケジュール2:インターンシップへの申込み・参加
自己分析の次にすべきことは、3年生の6月頃にインターンシップへの申込みをして参加することです。
なぜなら、インターンシップへの参加は、自己分析の結果として自分が選択した職業が自分に合っているかを確認することができる、いわばお試し期間だからです。
例えば、Aさんは5月までに自己分析をして、B会社のインターンシップに参加したものの、自分には合わないことから選考に参加する職業を変えようと考えていたとしましょう。
この場合、Aさんがインターンシップに行かなかったとすれば、仮にB会社に就職できたとしても長続きせずに辞職していた蓋然性が高いです。
このように、インターンシップは、お試し期間として会社選択の場面で重要な機能を果たすので、可能であれば申込むようにしましょう。
裏を返せば、職務内容などを知っている人が、自分は絶対にこの会社で働きたいと考えている場合には、インターンシップの重要性はある程度落ちるともいえます。
ただし、ベンチャー企業や外資系金融などのように、インターンシップへの参加が内定や選考の受験資格にも繋がる会社があるので、参加不参加の決定はその情報を調べてからするようにしましょう。
1-3 スケジュール3:会社説明会
インターンシップの次にすることは、3年生の3月頃に会社説明会へ参加することです。
なぜなら、会社説明会は、企業が求める人材について焦点を当てて説明がされるので、会社が求めている人材に自分が当てはまるかをチェックすることができる機会になるからです。
また、選考においては面接を採用している会社がほとんどですから、あらかじめ会社の情報を入手しておくことで、面接において会社説明会に参加していない学生よりも内容に富んだ回答をすることができるでしょう。
例えば、AさんはB会社の会社説明会に参加した場合に、B会社の選考過程に面接があったとしましょう。
この場合、Aさんは会社説明会でB会社が自分に合っているなと感じたときは、そのままB会社を選べばよいことになります。
1-4 スケジュール4:エントリーシート(ES)
エントリーシートは、3年生の3月頃に会社説明会と並行して書くことになります。
これは、特殊な場合を除いて、エントリーシートは会社が選考において参照する重要な資料なので、必ず書くようにしましょう。
特殊な場合というのは、就活支援サイト(オファー型)や面接だけで判断する会社のことをいいます。
就職支援サイトの場合は、事前にサイト側が面談をするので、これがエントリーシートの代わりになります。
他方で、学生としっかりと向き合いたいから面接で判断するとして、エントリーシートを不要とする会社もあります。
1-5 スケジュール5:選考
エントリーシートを書き終えたら、4年生の6月頃から選考が始まるので、事前に情報を調べて申込むことを忘れないようにしましょう。
選考の方法は、会社によって様々なので、エントリーシートなどと並行しながらその会社にあった対策をして選考に臨むようにしましょう。
例えば、エントリーシートや面接がある会社であれば、インターンシップや会社説明会に参加することが効果的な対策といえるでしょう。
2章 就活でした方がいいこと3つ
就活でした方がいいこと3つは、以下のとおりです。
した方がいいこと2:エントリーシートの練習
した方がいいこと3;OBやOGへの訪問
それでは、順番に説明していきます。
2-1 した方がいいこと1:スケジュール管理
した方がいいことの1つ目は、スケジュールの管理です。
なぜなら、就活が本格的に始まってくる4年生の3月以降は、会社説明会・エントリーシート・選考の対策を並行して進める必要があるからです。
例えば、4年生の5月にAさんは、選考の対策はしっかりしていましたがその他は何もスケジュールにメモせずに、B会社への選考を希望していたとしましょう。
この場合、Aさんが仮に選考の筆記試験や面接などで合格点を取る実力があったとしても、選考の申込み期間を忘れて、申込期日に間に合わなかった場合には努力が水の泡となってしまいます。
そのため、就活のスケジュールは必ずメモをして管理するようにしましょう。
2-2 した方がいいこと2:エントリーシートの練習
した方がいいことの2つ目は、エントリーシートの練習です。
なぜなら、エントリーシートにおいては、自分の魅力を文章で表現する必要がありますが、文章での表現力は実際に書いてみないと上がらないからです。
例えば、AさんとBさんは同学年ではあったものの、Aさんはエントリーシートの練習をせず、Bさんは実際に先輩などに添削してもらっていたとしましょう。
この場合、Bさんは添削によって表現の粗を直すことができましたが、Aさんは粗が残ったままエントリーシートを提出することになるので、同じ会社の選考においてはBさんの方が有利になるといえるでしょう。
このように、文章での表現は練習した数だけ力になるので、面倒くさがらずに練習するようにしましょう。
2-3 した方がいいこと3;OBやOGへの訪問
した方がいいことの3つ目は、OBやOGへの訪問です。
なぜなら、インターンシップや会社説明会は、あくまでも会社が求めている人材として就職を希望する人に対しての情報が多いので、実際に就職してからの情報が少ないからです。
例えば、Aさんはインターンシップと会社説明会に参加して、労働条件がいいと思ったことからB会社に就職したものの、自分が配属された部署は雰囲気が悪い上に残業が当たり前で22時まで帰ることができなかったとしましょう。
この場合、B会社が実際に思った通りの労働条件であれば良いですが、違った場合にAさんは就職後すぐに退職する可能性も出てきてしまいます。
このように、インターンシップや会社説明会だけでは会社の内面まで把握することが難しいので、OBやOGにも訪問することで、飾り気のない生の声を聞いた方が良いといえるでしょう。
そのため、可能であるならOBOG訪問は積極的にするようにしましょう。
3章 就活はどこでもいい|悩んだ場合の決め方
就活はどこでもいいと感じている方は、以下の決め方を実践してみるといいでしょう。
決め方2:会社説明会に参加する
決め方3:就活支援サイトを利用する
3-1 決め方1:自己分析をする
就活で悩んだ場合の決め方の1つ目は、自己分析をすることです。
なぜなら、自己分析をすることで自分のしたいことやしたくないことが明らかになってくるので、ここで明らかになった内容に従って就活ができるからです。
例えば、Aさんは働いて給料が出るならどこの会社でもいいと考えていたものの、勉強に力を入れていたので体力が衰えていたとしましょう。
この場合、Aさんが向いている仕事は知識を活かした仕事や事務仕事ですが、実際に体力が必要な建設業などは、Aさんの体力が衰えていることから難しいでしょう。
このように、自己分析をすることは、自分のしたくない仕事や向いていない仕事を避けることができるので、日常生活の質を上げることにも繋がります。
3-2 決め方2:会社説明会に参加する
就活で悩んだ場合の決め方の2つ目は、会社説明会に参加することです。
なぜなら、自己分析で自分のしたいことやしたくないことが明らかになったとしても、その内容に合致する会社かどうかを確かめる必要があるからです。
例えば、Aさんは自己分析をして、どこかの会社の事務員がしたいと考えて、B会社の選考に申込んだとしましょう。
この場合、Aさんは自己分析の結果と、会社が求めている人材を照らし合わせることで、自分がこの会社に合っているかどうかを確認することができます。
3-3 決め方3:就活支援サイトを利用する
就活で悩んだ場合の決め方の3つ目は、就活支援サイトを利用することです。
なぜなら、就活支援サイトであれば、サイト側が自分に合った職業を探してくれるので、その中から選択をするだけだからです。
例えば、Aさんは働ければどこでもいいと考えていたことから、就活に消極的でまったく情報を入手しないまま3年生の2月を迎えてしまったとしましょう
この場合、Aさんは3年生の5月頃から就活を始めていた人よりインターンシップや会社説明会の情報がなく不利な状況なので、就活支援サイトを利用してサイトから情報を収集することが望ましいといえるでしょう。
また、就活支援サイトの中には、サイトに登録すると会社の方からスカウトに来るというサイトもあるので、有効活用してみてください。
4章 面接対策でした方がいいこと3つ
面接対策でした方がいいこと3つをまとめると、以下のとおりです。
対策2:質問内容を把握する
対策3:逆質問を考えておく
4-1 対策1:身だしなみを整える
面接対策でした方がいいことの1つ目は、身だしなみを整えることです。
なぜなら、人の第一印象は60%程度が外見で決まるというほど身だしなみが重要となるからです。
例えば、Aさんは業界の知識は豊富なものの髪が乱れている上に服も汚れていたが、Bさんは知識は平均程度だが外見は整っていたとしましょう。
この場合、従業員は会社の手足として働く人物であるし、地位が上がった場合には会社の顔として外部で働く可能性があることを考慮すると、平均程度の知識を有して外見も整っているBさんを会社が選ぶ可能性が高いといえるでしょう。
そのため、自分の知識や能力を十分に発揮するためにも、最低限の身だしなみは整えるようにしましょう。
4-2 対策2:質問内容を把握する
面接対策でした方がいいことの2つ目は、質問内容を把握することです。
なぜなら、面接の本番では緊張して十分に思考をすることが難しい状態なので、あらかじめ質問内容を予測して回答の基礎を作っておくことが重要となります。
例えば、AさんはB会社の1次選考を通過したものの、2次選考の面接の対策は時間が足りずに対策できていなかったとしましょう。
この場合、Aさんはその場で質問の回答を考えることになりますが、本番の雰囲気に吞まれてしまって頭が真っ白になった場合、面接官とのコミュニケーションすら取れないおそれがあります。
Aさんの頭が真っ白になった場合でも回答の基礎を用意しておけば、満足のいく回答は難しいかもしれませんが、面接官と最低限のコミュニケーションを取ることはできたといえるでしょう。
4-3 対策3:逆質問を考えておく
面接対策でした方がいいことの3つ目は、逆質問を考えておくことです。
なぜなら、面接の最後には面接官の方から何か質問があるか問われることが多いことに加えて、会社側の質問の枠から離れて学生の側から自分をアピールできるチャンスだからです。
例えば、Aさんは逆質問を考えないまま、面接の最後に面接官Bに何か質問があるかと聞かれたとしましょう。
この場合、Aさんは逆質問の内容を考えて来ていないのでその場で考えることになりますが、会話の間の中で自己PRに繋げる逆質問を考えることは難しいので、逆質問で自己PRできた人と比較すると評価は劣ってしまうでしょう。
そのため、あらかじめ逆質問を考えておくことで、もしもの場合に備えておくことが望ましいといえるでしょう。
5章 おすすめ就活サイト
就活の準備を始める方に向け、一人一人に合ったおすすめの就活サイトを以下で紹介しています。
是非、活用してみてください。
【学生のキャリアプランに寄り添った企業紹介】
手厚くカウンセリングを行い、学生のキャリアに真摯に向き合い企業紹介をしてもらうことができます。
また、大手人材紹介サービスですと、最初の面談後はメールで大量に求人が送られてくることが多いですが、JobSpringでは平均3〜4社の紹介となり、本当に学生に合う企業のみを紹介してもらうことができます。紹介先は500社以上あり、中には非公開のレア求人もあります。
【経験を積んだエージェントが入社まで手厚くサポート】
エージェントのサポートにより、内定獲得の支援を受けることができ、万一不合格となった場合も不合格理由から改善策を考え、選考への戦略を一緒に練ってもらえます。
【イベント・セミナーでプロのノウハウを提供】
情報収集や選考対策等のエージェントサポート以外の要望に答えられるコンテンツが充実しています。学生が持っているそれぞれの課題に対応したセミナーを提供してもらえます。
2023新卒向け!自己分析から居心地が良く活躍できる会社をAIがマッチング。
【toiroworks】
【無料自己分析】
約100問の設問をスマホから回答することで自己分析をしてもらうことができます。 就職の前にまず自分を知ることで、より良い就職活動ができます。
【活躍できる会社に出会える】
あなたの性格や、各企業の職場環境、評価制度、 また、各企業で活躍している先輩社員の個人特性などをAIが分析し、 あなたが「活躍できる会社」「居心地が良い会社」を自動で提案してもらえます。
【無料就活サポート】
企業選び、ES、志望動機、面接対策など、1人で就活するのは大変です。 希望者には各企業にエントリーする際に就活エージェントの支援を無料で受けることが可能です。
【あなたに合ったインターンシップ先が見つかる】
マッチング結果を基に、あなたに合ったインターンシップ先を見つけることができます。
既卒・第二新卒の就職をマンツーマンで徹底サポート!
完全無料でサポート致します【ウズキャリ第二新卒】
【高い内定率】既卒・第二新卒・フリーター・ニートの内定率83%以上 ・書類通過率87%超え ・選考企業毎にカスタマイズされた面接対策を無制限に実施しています。【キャリアカウンセラーの境遇が近い】日本で唯一キャリアカウンセラーの9割が元既卒・第二新卒です 。同じ経験をしているからこそ、失敗をしない就職活動をするためのノウハウを伝えられます。
【ブラック企業を徹底排除!】離職率/労働時間/社会保険の有無/雇用形態などで厳しい基準を設けています 。全ての企業に訪問して基準を満たしているかを確認しています ・弊社から入社された方の定着率は93%以上と非常に高いです。
6章 まとめ
今回は、就活の流れについて見た後に、就活でした方がいいこと・悩んだ場合の決め方・面接などでの実践・おすすめの就活サイトについて解説しました。
この記事の要点を簡単に整理すると以下のとおりです。
スケジュール1:自己分析
スケジュール2:インターンシップへの申込み・参加
スケジュール3:会社説明会への参加
スケジュール4:エントリーシート(ES)
スケジュール5:選考
した方がいいこと1:スケジュール管理
した方がいいこと2:エントリーシートの練習
した方がいいこと3;OBやOGへの訪問
この記事が、就活でどうすればいいかわからず悩んでいる方の助けになれば幸いです。